酸化ストレスからカラダを守り、酸化に強いカラダをつくる
ヒトは生きて呼吸をしているだけで刻々と細胞が「酸化」していきます。そしてこの「酸化」こそが「老化」の主原因です。
驚くことにこの「老化」は20歳をピークに始まっています。
この生体の「酸化」をコントロールできなければ、早く老いていきます。
細胞の「酸化」を抑制し、「健全な新生細胞産生や細胞修復」を促進できれば、この「老化」スピードを遅らせ、コントロールすることができます。
「酸化」をさせる主な原因は体内の「活性酸素」や「フリーラジカル」です。
従って、「活性酸素」や「フリーラジカル」が発生しにくい生体環境が作れれば「酸化」の抑制(=抗酸化)が出来る訳です。
「MSM」は細胞の「酸化ストレス」から体を守り、「細胞修復」を促進し、「酸化」に強いカラダを作ってくれるのです。
抗酸化成分:「イオウ」
ヒトの身体には「イオウ」が含まれていて、成人男子(70キログラム)で約200グラムもの「イオウ」が含まれています。
近年の医学的研究でイオウ成分がこの酸化抑制(抗酸化)に大きく関与していることが分かってきました。
そうです、
「イオウ」成分によって生体「酸化」のコントロールが出来るのです。
細胞修復に欠かせない「イオウ」
ヒトのカラダには欠かせない必須4大ミネラルのうち3番目に重要なミネラル「イオウ」
「イオウ」は、カルシウム、リン、カリウムに次いで体内では3番目に豊富なミネラルで、ヒトのカラダには欠かせないもので、200を超える生体組成プロセスに関与しています。
「イオウ」は、コラーゲンやプロテオグリカンなど皮膚や軟骨や紐帯などの結合組織を作るために必要な成分で、健康的で若々しい肌や髪、爪の維持にも欠かせません。
また、ケラチンのビルディングブロックであり、軟骨や腱、骨などの成分にもイオウが含まれています。
健康な身体を維持するために、「イオウ」は欠かせない成分なのです。
さらには健康な免疫を支え抗酸化防御サポートにも役立ちます。
昔から温泉に含まれる「イオウ」が、傷の治りを良くすることは知られていましたが、「イオウ」の栄養学的な価値については、これまであまり注目されてきませんでした。
近年の医学的・栄養学的研究から「イオウ」は生命活動において重要な役割があり、カルシウムやマグネシウム、亜鉛などと同じように、栄養素として不足しないように注意すべきミネラルであることが明らかになってきています。
体内から「イオウ」が不足すると、肌や髪の毛、爪はツヤが無くなり弱くなり、関節や筋肉のダメージの回復力が低下してしまいます。
また、生体の膜組織のターンオーバー機能やバリア機能が低下し、免疫の低下も招きます。
抗アレルギー
アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎、気管支喘息などの原因の一つに、鼻粘膜、肌、気管支粘膜のバリアーが弱くなっていることがあります。
「MSM」は鼻、皮膚、消化管などの上皮組織を強化する働きがあり、環境毒素、寄生虫、アレルゲンに対するバリアー強化の役割があることが示唆されています。
「MSM」は皮膚や粘膜のバリアーを強化して、アレルゲンが入り込みにくい状況を作り、さらに抗炎症作用によって、アレルギーを軽減する効果が期待されます。